中上健次コーナー便り
企画展示のご案内
「中上健次の交友関係Ⅱ」
令和6年3月12日(火)~6月4日(火)
中上健次はさまざまなジャンルの人々と交友関係を築いていました。
今回は、音楽家・坂本龍一(令和5年没)と写真家・篠山紀信(令和6年没)二人の追悼展示を中心に、
本や雑誌で共同作業をした写真家たち(荒木経惟・中平卓馬・北島敬三・瀬戸正人)とその作品を紹介します。
主な展示
・「地の果て 至上の時」の原稿を執筆する中上の手 昭和57(1982)年36歳 撮影 篠山紀信
・サイモン・ジョージ・ムパタの絵 (中上が気に入っていたアフリカの画家)
・打楽器アンサンブルグループ「サムルノリ」の公演パンフレット(昭和59年)
中上が韓国で出会い、日本公演をプロデュースした
総監督 中上健次 撮影機協力 篠山紀信
対談 坂本龍一×中上健次 エッセイ 荒木経惟他
・雑誌「写楽」1984年12月号
篠山が中心となった雑誌 写真賞の選考委員として中上・坂本・篠山が名を連ね、その選考風景が
掲載されている
・「TOKYO MELODY RYUICHI SAKAMOTO」パンフレット
第一回東京国際映画祭(昭和60年)で上映された坂本龍一のドキュメンタリー映画、中上が文章を載せている
・『輪舞する、ソウル』 篠山紀信 中上健次著
・『物語ソウル』 荒木経惟 中上健次著
・雑誌「PLAY BOY 日本版」「すばる」など
連載作品「町よ!」 中上の文章と写真家の撮影したその町や人物の写真と組わせて掲載