〇喫煙者や糖尿病、心疾患など基礎疾患をお持ちの方は、感染症が重症化しやすいので注意しましょう。
〇感染しないために、“手洗い”をこまめに行うよう心がけましょう。
〇筋力や体の機能が低下しないように、家の中でも体を動かしましょう。
これまで参加していた運動教室等も中止となっています。
「出かけるところがなくなって退屈だ…」
「一日中テレビを見ていたり、ぼ~としていたり、誰かと話すことも少なくなった」
等の声が聞かれています。
できる範囲の運動を体調に合わせて続けて、健康と体力を維持しましょう。
スクワット
つかまって、椅子に座ったり立ったりするようにゆっくりと10回繰り返す。
太ももやお尻の筋肉が鍛えられる。
つま先立ち かかと立ち
つかまって、つま先立ちと、かかと立ちを20回ずつ行う。
あし文字
座ったままで、足で自分の名前を書いてみる。
慣れるまでは1文字から。
もう片方の足も行う。
猫のポーズ
四つん這いになって背中や腰をゆっくりと気持ちよく伸ばす。
〇動かない時間を減らし、自宅でも出来るちょっとした運動で体を守ろう!
●座っている時間を減らしましょう。
立ったり歩いたりする時間を増やすことも重要です。
●筋肉を維持しましょう。関節も固くならないように気を付けて!
ラジオ体操、自宅でできる運動、スクワット等は筋肉の衰え予防に役立ちます。
●日の当たるところで散歩くらいの運動を心がけましょう。
天気が良ければ散歩はお勧め。ただし人混みは避けましょう。
〇しっかり食べて栄養をつけ、バランスの良い食事をしましょう!
●こんな時こそ、しっかりバランス良く食べましょう。
多様性に富んだ食事を三食欠かさず食べることで、免疫力を維持する事にも役立ちます。
さらに身体(特に筋肉)を作る大切な栄養素であるたんぱく質をしっかり摂る事が大切です。
*食事の制限をうけている方は、かかりつけ医の指示に従いましょう。
〇お口を清潔に保ちましょう!
しっかり噛んで、できれば毎日おしゃべりをしましょう!
●毎食後、寝る前に歯を磨きましょう。
お口を清潔に保つことが、インフルエンザなどの感染症予防に有効です。
毎食後、寝る前の歯みがきを徹底しましよう。義歯の清掃も大切です。
●お口周りの筋肉を保ちましょう。おしゃべりも大切です。
噛める人は意識して、少し歯ごたえのある食材を選ぶことも大切です。
自粛生活で人と話す機会が減り、お口の力が衰えることもあります。
電話も活用し、意識して会話を増やそう。
鼻歌を歌う、早口言葉もお勧めです。
〇家族や友人との支え合いが大切です!
●孤独を防ぐ!近くにいる者同士や電話などを利用した交流はとても大切です。
外出しにくい今の状況こそ、ちょっとした挨拶や会話も大切。
新型コロナウイルス感染症に関する正しい最新情報の共有も、トラブルや不安解消に繋がります。
●買い物や生活の支援、困った際に助けを呼べる相手をあらかじめ考えておこう。
事前に話し合っておくことが大切です。
高齢のご家族をお持ちの方もぜひうながしてあげましょう!
参考)2020年3月 一般社団法人 日本老年医学会