ムラサキハナギンチャク

Cerianthus filiformisCarlgren




 内湾の砂泥底にすむ種で、前種よりははるかに大きくなります。色彩変異に非常に富み、色々なカラーパターンの触手をもったものがみられますが、一番普通なのは触手が乳白色で、触手端半部が紫色のものです。ハナギンチャク類はイソギンチャク類に似ますが、管の中にすみ、細長い体をし、管の中を上下に移動するのが特徴です。棲管にはホウキムシが共生します。

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