ヤタガラス 熊野学とは

熊野

熊野地域の範囲 熊野(くまの)」とは、都からみて辺境((くま)=すみっこ)に位置する「未開地」という意味があるようです。
また、和歌山県と三重県に地名として残っている「牟婁」も同じような意味で、和歌山県の東牟婁郡・西牟婁郡と三重県の南牟婁郡・北牟婁郡の4つの牟婁郡の地域がほぼ熊野の範囲となります。

熊野学

地域学サミット 熊野学とは広範で深遠な熊野の歴史・文化を人文・社会・自然科学などの各分野から学際的・総合的に研究し、熊野が持つ独自性と普遍性を解明するとともに、その個性と魅力を検証していくことです。
21世紀をむかえて人々の価値観が様々な分野で多様になるなかで、1988(昭和63)年の「日本文化デザイン会議‘熊野88’」を契機として和歌山県は「熊野地域活性化計画」や「熊野学ネットワーク構想」などの調査と研究を行いそれぞれの方向性が打ち出されています。