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2024年2月5日 更新 印刷用ページ印刷用ページを開く
地域包括支援センター

地域包括支援センターとは

地域包括支援センターとは、65歳以上の方々が住み慣れた地域で、その人らしい生活を続けられるように、主任ケアマネジャー、
社会福祉士、保健師が中心となって専門知識を活かし、介護・福祉・保健・医療など様々な面で支援を行うことを目的としたセンターです。

平成18年の介護保険法改正により設置され、現在も支援のための様々な取り組みを行っています。

総合相談【高齢者の様々な悩みや相談にお応えします】

地域包括支援センターは高齢者の総合相談窓口となっています。下記のような悩み事や「どこに相談していいかわからない」場合など、
高齢の皆様にお困りのことがあれば、まずは地域包括支援センターにご相談下さい。

~ 例えばこのような悩みはありませんか? ~
①家に閉じこもりがちで、体力低下が気になっている・・・
②ヘルパーさんなどの介護サービスを受けたいが、どうすればいいかわからない・・・
③今までのように体も動かしにくくなってきた。一人暮らしということもあり、将来の生活が心配で心配で・・・
④家族が認知症となり、介護が大変!!心も体もつらい・・・

権利擁護【高齢者の権利を守ります】

高齢者となっても安心して生活を送れるよう、ご本人の権利や財産を守るための取り組みを行っています。

★お金の管理や契約は大丈夫ですか?
 ・土地などの財産管理や契約を締結する上で不安のある場合に、「成年後見制度」を利用することができます。
  地域包括支援センターでは高齢の皆様のご相談を受け、成年後見制度の利用が望ましいと考えられる場合、内容説明や
  手続きのお手伝いなどを行っています。気になる方はぜひ窓口やお電話でご相談ください。

 成年後見制度とは・・・
 認知症などで判断能力が不十分な方に、財産管理や契約締結を行う代理人の選任等の支援を行う制度です。(法定後見制度)
 また、認知症などの病気になる前に、自分の信頼できる人に将来を託す契約をしておくこともできます。 (任意後見制度)

★虐待にあっていませんか?気づいていることはないですか?地域包括支援センターでは虐待を早期に発見し、必要に応じて
 関係機関とも連携をとりながら、それ以上ひどくならないよう適切な対応に努めます。

虐待のサイン
□不自然なアザや傷、やけどのあとが見られる。
□汚れたり破れた衣類を着ていたり、異臭がする。
□天気が悪いのに、長時間、家の外で過ごしている。
□家の中から怒鳴り声や悲鳴がよく聞こえてくる。
□外出時に「帰りたくない」などの発言が頻繁にある。
□必要と思われる診察や介護サービスを受けていない。
□年金や財産収入等があるにもかかわらず、お金がないと訴える。
□介護疲れや病気などつらい様子がうかがえる。
□部屋の中に衣類や食べ残しが散乱していて非衛生的である   など

介護予防ケアマネジメント【適切な介護保険サービスの活用で、生活支援を行います】

★要支援1・2と認定された方の適切な介護保険サービス利用を推進します。
・要支援1又は2と認定された方が各種介護保険サービスを利用する際に、地域包括支援センター又はセンターと委託契約を結んでいる
 事業所のケアマネージャーが担当となり、適切なサービス計画(介護予防ケアプラン)を作成し、その人に合ったサービスを提供します。

    

介護予防事業【体力低下から閉じこもりや寝たきりにならないようにするための取り組み】

介護認定(介護保険における要支援・要介護といった認定)を受けていない高齢者を対象とした運動教室など(介護予防事業)を実施しています。
★「介護予防」とは?
 簡単に言えば、「介護を必要とする状態にならないよう、心身をともにしっかり動かして、元気なうちから予防に取り組むこと」です。
 日頃から家に閉じこもりがちであったり運動習慣のない方は、ぜひ「介護予防」をはじめてみませんか?
 
★「介護予防教室(運動教室)」の内容は?
 教室の内容としては、大きく分けて2種類あります。
 ①自分の体の重みを利用した運動
                                         
                                              
  (フォローアップ教室 という教室で行います。)
  ・効果 ・・・全身の筋を働かせることで、転倒予防、脳の活性化、筋力増強、尿失禁予防が期待できます。
  
 ②バランスボールを利用しての運動
                                          
                                              
  (バランスボール教室、バランスボール自主サークル という教室で行います。)
  ・効果・・・主としておなか周りの筋肉を活性化させ、腰痛予防、姿勢調整、バランス感覚向上、尿失禁予防が期待できます。


★簡単に自分の体力年齢を測定してみよう!!

やりかた
 目を開けたまま片足で何秒立てるかで、バランスにおける簡易体力年齢を判定してみましょう。
 ※足元や周囲に危険なものがないか等十分に注意して行ってください。
                         
 皆さんの体力年齢はどのくらいでしたか?実年齢の半分程度の体力年齢が目標となります。
 体力やバランスに不安がある方や、介護予防となる取り組みを始めたい方は、ぜひ地域包括支援センターにご連絡ください。 

掲載内容に関するお問い合わせはこちら
地域保健課 地域包括推進係
説明:地域包括支援センター、高齢者相談センター、介護予防など
住所:647-8555 和歌山県新宮市春日1番1号
TEL:0735-23-3306