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2024年4月8日 更新 印刷用ページ印刷用ページを開く
認知症の施策について

認知症について

 認知症とは、さまざまな原因で脳の細胞が死んでしまったり、働きが悪くなったりすることで、記憶や思考などの能力が少しずつ低下し、日々の生活に支障が出てくる「脳の病気」です。
 日本における65歳以上の認知症の人の数は約600万人(2020年時点)と推計されています。今後、高齢化はさらに進行し2025年には認知症の人の数が約700万人に達するとの見込みです。これは、65歳以上の高齢者の約5人に1人が認知症であるということになります。認知症は誰にでもなりうる可能性があるとても身近な病気です。このことからも、認知症への理解を深め、認知症になっても希望を持って日常生活を過ごすことができる社会を創っていくことが重要となります。

認知症ケアパスについて

認知症の症状に応じた支援内容の表

 新宮市では、市民の皆さんに認知症についてより理解していただくとともに、ご自身やご家族が認知症になった時の不安を少しでも軽減していただけるように、認知症の進行状況において、どのようなサービスや支援を利用することができるのか紹介する「認知症ケアパス」を作成しました。認知症は、病気の進行によって症状が変化していきます。経過は必ずしも同じではありませんが、経過の中で大まかな位置を知り、今後を見通す参考にしてください。
 また、南和歌山医療センターにて、認知症について理解していただくための「認知症支援ガイドブック」も作成されていますので、参考にしてください。

※ケアパスに掲載しています「ものわすれ相談会」や「認知症の人と介護者のつどい」の日程等詳細については、下記PDFファイルをご確認ください。

認知症初期集中支援チームについて

■認知症初期集中支援チームとは?
→認知症サポート医、医療・福祉・介護の専門職(保健師、介護支援専門員、社会福祉士等)がチーム員として構成しています。
■内容
→チーム員が認知症または疑いのある方やその家族を訪問し、相談に応じます。医師の助言のもと、おおむね6か月間集中して病院受診やサービス利用、家族への支援等を行います。
■対象
→40歳以上の市民の方で、自宅で生活しており、認知症の症状などでお困りの方です。

※詳細については、下記PDFファイルをご参照いただくか、新宮市地域保健課地域包括推進係までお問い合わせください。

令和6年度 ものわすれ相談会についてのお知らせ

 新宮市医師会のご協力により、認知症の早期相談により、認知症についての正しい理解を深め、早期受診や適切な対応につながるよう「ものわすれ相談会」を実施しています。
■このような方は、一度相談してみませんか?
・最近の出来事が思い出せない。
・置き忘れやしまい忘れが増え、よく探し物をする。
・好きだった趣味などへ関心がなくなった。
・前よりも怒りっぽくなったり、疑い深くなった   など

※詳細については、下記PDFファイルをご参照いただくか、新宮市地域保健課地域包括推進係までお問い合わせください。

令和6年度 認知症の人と介護者のつどいについてのお知らせ

 認知症の高齢者を介護している同じような経験をもつ人が集まり相談したり、お互いの経験を話し合う会です。介護の負担や悩みについてみんなで分かり合えるからこそ気持ちが楽になります。悩みをうちあけてみませんか?
 新宮市地域包括推進課の職員が中心となり開催しています。興味のある方、参加を希望される方はお気軽にお問い合わせください。

※詳細については、下記PDFファイルをご参照いただくか、新宮市地域保健課地域包括推進係までお問い合わせください。

PDFファイルはこちら
新宮市 認知症ケアパス
ファイルサイズ:228KB
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掲載内容に関するお問い合わせはこちら
地域保健課 地域包括推進係
説明:地域包括支援センター、高齢者相談センター、介護予防など
住所:647-8555 和歌山県新宮市春日1番1号
TEL:0735-23-3306