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2010年9月15日 更新 印刷用ページ印刷用ページを開く
天台烏薬の活性酸素消去作用
岡山大学名誉教授
カリフォルニア大学バークレー校客員教授 森 昭胤(もり あきたね)

活性酸素

体内に吸収された酸素の一部は活性酸素になり、白血球の殺菌作用など重要な役割を果たしています。
 しかし、活性酸素が増えすぎると体内の細胞を破壊し、老化現象やアルツハイマー病、パーキンソン病、種々の炎症、ガンなど様々な現代病を誘発することとなります。
 活性酸素種としては、スーパーオキシド、過酸化水素、ヒドロキシルラジカル、一重項酸素があげられます。

天台烏薬

天台烏薬に強力な消去作用

 活性酸素種の「スーパーオキシド」「ヒドロキシルラジカル」を対象として実験した結果、スーパーオキシド消去作用は左図のとおりであり、SOD単位に換算すると「115.3±5.4SOD単位」となりました。
 これは、スーパーオキシド消去作用が強いとされている「いちょう葉エキス:63.4±0.7SOD単位」「フラボノイド:99.2±14.2SOD単位」よりも高い数値を示しており、天台烏薬は最強のクラスにランクづけられた結果を示しました。
 ※SOD(スーパー オキシド ジムスターゼ)

天台烏薬消去作用グラフ
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