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2010年9月17日 更新 印刷用ページ印刷用ページを開く
熊野川町史 史料編1(平成13年3月刊行)

幕藩体制の近世後半から大政奉還・明治維新・廃藩置県を経て、明治22年4月の町村制実施に至るまでの史料を所収。
これらの史料の多くは、現熊野川町領域に残され、保存されてきたものである。

本書の内容

6つの分野で構成されている。
江戸時代に新宮藩領であった村々が、行財政面でどのようにして統治・支配されてきたか、また明治の新政権が、中央集権体制のもとでの地方行政の確立を
いかに行おうとしたか、などを
数多くの登載史料から詳細に読み取ることができる。

さらに、開国前の紀伊半島沿岸における
異国船出没・天誅組事件・幕長戦争(いわゆる長州征伐)などで、山家足軽が動員されたようす、
廃藩置県により北山村や熊野川町玉置口が「飛地」になってしまったこと等の
興味深い事情も知ることができる。

目次

  1. 用留
    (1)山家小頭御用留
    (2)大庄屋御用留帳
    (3)庄屋元御用留
    (4)進達・申稟
  2. 租税
    (1)年貢・戸口
    (2)地租改正
  3. 地誌
    (1)里数
    (2)地誌
  4. 統治
    (1)巡見
    (2)伝馬
    (3)海防
  5. 林業・鉱山
    (1)山論
    (2)山林
    (3)炭
    (4)石炭
    (5)銅山
  6. 村定・生業
    (1)村規約
    (2)作益米
    (3)酒造
    (4)船・人足

掲載内容に関するお問合せ

●文化振興課文化財係(直通)
 ℡:0735-23-3368

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文化振興課
説明:文化振興、文化財、世界文化遺産、熊野学、文化複合施設など
住所:647-0011 和歌山県新宮市下本町二丁目2番1号
TEL:0735-29-7223