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2024年1月12日 更新 印刷用ページ印刷用ページを開く
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快適な睡眠のススメ
身体に疲れはたまっていませんか?
心身の疲れをとるためにはバランスの良い食事や心身のリフレッシュの他に「質の良い睡眠」をとることも重要です。
あなたやあなたの家族の睡眠について、すこし見直してみませんか?

睡眠とは

 

☆睡眠不足とは                          
 一日の睡眠時間の理想は7~8時間と言われています。しかし、適切な睡眠時間は人によって異なり、それより短い時間でも必要な睡眠がとれていることもあるため厳密に時間にこだわる必要はありません。自分が睡眠不足かどうかの判断基準の1つとして「日中に眠気で困ることがあるかどうか」があります。思い当たることがあれば、睡眠時間や睡眠の質の見直してみてはどうでしょうか。

☆睡眠が必要な理由  
 昼間に活発に働く脳は、睡眠によって休息します。また、体内の細胞分裂が盛んになったり、免疫細胞が体内を点検するのも眠っている間です。このような作業が睡眠不足によって滞ると、脳や体に疲れがたまり、思考力の低下をもたらす他に、生活習慣病の発症要因にもなります。また肥満や肩こり、めまい、うつ病などのきっかけになることもあります。


快適な睡眠のために

 

☆質の良い睡眠とは  
 睡眠の質を計る物差しの1つに「眠りの深さ」があり、浅い眠りの状態の「レム睡眠」と深い眠りの状態の「ノンレム睡眠」の2つのパターンに分けられます。快適な睡眠のためにはノンレム睡眠の時により深く眠り、脳を十分に休息させることが大切です。また、眠りの浅くなったレム睡眠の時に起きると、すっきりとした目覚めとなります。
 これに加えて、ぐっすり眠れる生活習慣を身につけることも大切です。快適な睡眠の基本は、健康に気をつけながら自分にあった生活を送ることなのです。

☆寝る前にはリラックスを 
 「布団に入ってもなかなか眠れない」というようなことはありませんか。睡眠をとることは大切ですが、熟睡感が得られない睡眠ではいくら寝ても体の疲れはとれず、眠気を感じてしまうことがあります。早く眠らなければと意気込んでしまうと余計に頭がさえてかえって寝つきを悪くします。心と体をリラックスさせることが入眠を促すことに繋がるため、寝る前にはリラックスすることを心がけ、また眠れないときも無理に寝ようとせず、一度布団を出て気分転換をすることも一つの方法です。ただしテレビやパソコン、ゲームなどの強い刺激は頭が興奮して目がさえてしまうため避けましょう。また、普段からリフレッシュや気分転換を心がけてストレスをため過ぎないように注意しましょう。

  リラックスするには
   自分なりのリラックス方法を探してみましょう
   例えば…
    読書、音楽、アロマ、ぬるめの入浴、ストレッチ等
   


☆隠れストレスはないですか? 
 「体は疲れているのに眠れない」そんなことはありませんか?もしかしたら自分も気がつかないうちにストレスをためこんでいるのが原因かもしれません。ストレスは生きている限り誰でも抱えているものですが、それがたまって体が対応しきれなくなると「不眠」「食欲減退」「倦怠感」等の症状によって現れることがあります。そのような状態が続くと「不眠症」や「うつ病」等に繋がってしまうことも…。ストレスは特に「頑張りすぎてしまう性格」の方がため込みやすいと言われています。なんでも完璧である必要はありません。上手に「手抜き」や「後まわし」をして ストレスをため過ぎないようにしましょう。

その他の注意

 

☆寝酒は注意!睡眠薬も正しく使って 
 睡眠薬代わりの寝酒は不眠のもと。寝酒の習慣はやめましょう。
 睡眠薬は医師の指示で正しく使えば安全です。ただしアルコールとの併用は絶対ダメです!!
 生活習慣の見直しや気分転換を心がけても、不眠を感じる場合は、お医者さんに相談しましょう。

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