東京神田駿河台に与謝野寛・晶子らと「文化学院」を創設し、自由教育を実践したことで知られる西村伊作(1884~1963)の自邸です。
西村が設計し自ら地元の大工を指導して1914年(大正3)に建てられた本住宅は、それまでの接客の場を重視する伝統的な住宅とは異なり、今日では一般的となった家族団らんのための居間が中心となった家族本位の思潮に基づいて計画された住宅の先駆例です。
西村がデザインしたシンプルで丈夫な家具類や西村の絵画や陶芸作品、著書等を展示しています。
【修理事業のため長期休館しておりましたが、2020年6月26日再開いたしました】