■文化ホール(1~3F)
1階フロアは、「文化ホール」を中心としたエリアとなります。
「文化ホール」の客席は可動式となっており、通常レイアウト801席(立見含む:973席)からスタッキングチェア・立見席の利用により、最大収容人員1,142名まで拡張可能となっています。また、客席をすべて収納することで、体育館のような平土間パターンに転換できるなど、イベントにあわせて客席パターンを変えられることが丹鶴ホールの特徴です。「ホワイエ」「マルチスペース」「大階段」は小規模な多目的イベント空間としてご利用いただけます。施設の貸館予約やイベントのチケット販売などは、「総合事務室」で受け付けます。
■熊野エリア(2F)
2階フロアは、熊野学の発信拠点「熊野エリア」となります。
このフロアでは、熊野ロビー、研究 室、熊野サロン、熊野ギャラリー(回廊型展示スペース)等の設備があり、熊野の自然や歴史、文化に関する調査研究や情報発信等を行っていきます。また、複合施設全体の研修・会議機能を持つ大会議室、小会議室があります。これらは、ひとつの大きな会議室として使うこともできます。和室やスタジオ(防音)のほか、図書館や文化ホールの運営に関わる市民が集まるボランティア作業室(多目的室)などを設けており、施設に訪れる方々の交流フロアとなります。旧市民会館に展示していた市名誉市民、村井正誠氏の壁画が設置されているのも2階フロアです。
■図書館(4F)
4階フロアは図書館となります。
こどもの本、大人の本、郷土資料のほか、新聞や雑誌もあり、開架フロアに約9万冊、別階閉架書庫に約11万冊、あわせて約20万冊収蔵可能です。座席は約100席、CD・DVDの視聴コーナー、インターネット閲覧席もご利用いただけます。中央付近には、おはなしの部屋を設け、おはなし会を開催するほか、空いている時にはくつをぬいで、自由に絵本を読めるスペースとして開放します。開架フロアの郷土資料は、他の本と同じ手続きで借出しができるようになります。また、南東部分に、中上健次コーナーを設け、芥川賞作家で名誉市民である中上健次の業績を数々の作品と写真などで紹介します。