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2025年1月9日 更新 印刷用ページ印刷用ページを開く
新宮市長 田岡 実千年の画像

 明けましておめでとうございます。

 旧年中は、市政各般にわたり皆様方の、深いご理解とご協力を賜りましたこと心から感謝申し上げます。

 さて、就任以来「市政は市民のためにあり」を基本理念に「市民の誰もが元気で心豊かに暮らせるまち」を目標として掲げております。特に昨年は、市民生活に密着した施策に力を入れ「子育てするなら新宮市」をスローガンに取り組んでまいりました。
 本年も引き続き、信頼される市政運営を目指し、全力でより良いまちづくりに取り組んでまいります。
 まず、防災・減災対策では、能登半島地震を教訓として、今後発生が予想される南海トラフ大地震から市民の大切な生命や財産を守るため、半島防災という新たな視点にもたった対策を講じ、さらに、住宅の耐震化や啓発活動を推し進め、市民と行政が一体となった、災害に強いまちづくりを進めてまいります。
 次に、少子高齢化や人口減少問題に対応するため、地域全体で妊娠・出産・子育てまで切れ目のない支援を充足させるべく、令和7年度中に病児保育施設を開設し、子育てを支える環境づくりに努めてまいります。また新たに、奨学金返還支援助成制度を創設し、Uターン者等の返済支援を通じて、就業や子育て支援につなげてまいります。
 そして、昨年12月に開通した新宮紀宝道路は、渋滞緩和、救急医療活動の支援、災害時の救助や復興支援、観光地へのアクセス強化など「命の道・地域活性化の道」として多くの効果が期待されています。この道路の活用を最大限に図るため、積極的な観光PR活動を展開するとともに、市街地へ誘導する都市計画道路の整備を進め交流人口の増加に努めてまいります。
 また、本年10月には、市制施行・合併20周年を迎えます。この記念すべき節目の年を皆さんとともに祝うため、記憶に残るイベントや講演会の開催を計画しております。豊かな自然・歴史・文化そして食といった本市の魅力を最大限に生かし、人々が集う、活気あふれる賑わいを創出してまいります。

 本年におきましても、職員一丸となり施策を推進し、「新宮に住んでみたい、住み続けたい」と思っていただける魅力あふれるまちづくりを展開してまいります。
 皆様方の一層のご理解・ご協力を賜りますようお願い申し上げ、年頭のご挨拶とさせていただきます。

令和7年 元旦
 新宮市長 田岡 実千年

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秘書課
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TEL:0735-29-7294