本文
サイトの現在位置
2021年10月7日 更新 印刷用ページ印刷用ページを開く
埋蔵文化財に関する手続き
埋蔵文化財包蔵地内(遺跡)で工事などを行う場合の手続きをご案内します。

手続きに関するお問い合わせ場所の変更のお知らせ

文化振興課は下記に移転しました。

・移転先  新宮市文化複合施設「丹鶴ホール」
       〒647-0011
       新宮市下本町2丁目2-1
      ※埋蔵文化財に関するお手続きは
       文化財係執務室(2F熊野学研究室)までお願します。
       ℡0735-23-3368(直通)      

・文化財係窓口受付時間 
      9時00分~17時15分

・休館日  月曜日(祝日の場合は翌平日)
      年末年始(12月29日~1月3日)

1.埋蔵文化財(まいぞうぶんかざい)とは?

 埋蔵文化財とは、地中に埋まっている土器や石器、建物の跡などの文化財のことです。
 この埋蔵文化財が埋まっている場所を「埋蔵文化財包蔵地」といい、一般的に「遺跡」と呼ばれています。
 これらは地域の歴史や文化を現代の私たちに伝えてくれる大切な遺産です。
 新宮市には、現在37か所の埋蔵文化財包蔵地(遺跡)が確認されていますが、工事などで誤って破壊されると、二度と正しい情報を得ることができず、再現もできません。そこで遺跡の範囲内で工事等を行う場合の手続きが「文化財保護法」で定められています。

発掘調査の写真

新宮城跡の発掘調査

2.埋蔵文化財包蔵地(遺跡)の範囲内で工事する場合は?

 建物の建築、塀・擁壁の設置、土地造成などで埋蔵文化財包蔵地を掘削したり、土盛りしようとする場合には、文化財保護法第93条に基づき工事着手の「60日前」までに届出が必要です。
 届出の窓口は、新宮市教育委員会文化振興課です。届出書は市から和歌山県教育委員会へ提出され、県教育委員会から取り扱いに関する指導(確認調査、工事立会、慎重工事等)が市経由で届出者に伝えられます。この間、工事等には着手できません。

◆確認調査
 工事着工前に、工事予定範囲の一部を調査し埋蔵文化財の状態を確認します。確認の結果、遺跡に影響があると判断されると、工事内容の変更等について協議させていただきます。変更が不可能な場合には、本発掘調査を実施することがあります。

◆立会調査
 工事による掘削作業に当教育委員会職員が立ち会い、埋蔵文化財の状態を確認し、状況に応じた対応をとります。

◆慎重工事
 遺跡内での工事であることを認識の上、慎重に工事を実施していただきます。
工事中、埋蔵文化財を発見した場合は、工事を中断し、その状態のまま速やかに当教育委員会へ連絡してください。

3.埋蔵文化財包蔵地(遺跡)の場所の確認方法は?

『和歌山県埋蔵文化財包蔵地所在地図』によって確認します。
工事等の予定がある場所の位置図をFAX(0735-23-3370)で送信してください。文化振興課から折り返し連絡いたします。
また、文化振興課で閲覧もできますのでお越しください。
※調査や協議・調整のため日数がかかかりますので、工事等の計画がある場合は、できるだけ早い時期に遺跡の範囲内かどうかを確認してください。

4.届出書について

届出書の様式は、下記からダウンロードできます。
必要事項を記入の上、2部ご提出ください。
※令和3年6月1日より、届出者の押印が不要となりました。
●届出書のほか、必要な添付書類
・工事場所がわかる位置図
・建物等の配置図
・掘削の内容がわかる図面(基礎伏図、基礎仕様図など)
・浄化槽埋設、擁壁設置、地盤改良など土地の掘削を伴う工事全ての図面が必要です。

掲載内容に関するお問合せ

●文化振興課文化財係(直通)
 ℡0735-23-3368

 ※文化振興課は丹鶴ホールに事務所を移転しました。
・休館日 月曜日(祝日の場合は翌平日)
       年末年始(12月29日~1月3日)

PDFファイルはこちら
届出書の様式(PDF)
ファイルサイズ:63KB
Adobe Readerを入手する
ダウンロードファイルはこちら
届出書の様式(word)
ファイルサイズ:41KB
掲載内容に関するお問い合わせはこちら
文化振興課
説明:文化振興、文化財、世界文化遺産、熊野学、文化複合施設など
住所:647-0011 和歌山県新宮市下本町二丁目2番1号
TEL:0735-29-7223