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2025年1月21日 更新 印刷用ページ印刷用ページを開く
歴史文化的景観保全条例について

 『紀伊山地の霊場と参詣道』は平成16年(2004)7月7日に世界遺産に登録されています。本遺産は霊場と参詣道だけではなく、その周辺に広がる「文化的景観」も重要な構成要素の一つです。文化的景観を守っていくためには、登録資産の周辺に広がる森林、農耕地、集落景観などを良好な状態で維持していかなければなりません。
 新宮市では、これらの景観を守っていくために「新宮市歴史文化的景観保全条例」を制定しています。世界遺産とその周辺の文化的景観を恒久的に保存していくために、皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。

1.景観保全地区とは?

 景観保全地区とは、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の景観を守るため遺産の周囲に設けられている区域で、世界遺産の緩衝地帯(バッファゾーン)とも呼ばれています。

 新宮市には、下記の6か所の景観保全地区があります。
①千穂ケ峯景観保全地区  (熊野速玉大社と権現山の周囲)
②阿須賀景観保全地区   (阿須賀神社と蓬莱山の周囲)
③高野坂景観保全地区   (熊野参詣道「高野坂」の周囲)
④大雲取小雲取景観保全地区(熊野参詣道「大雲取越・小雲取越」の周囲)
⑤伊勢路景観保全地区   (熊野参詣道「万歳道」の周囲)
⑥大峯奥駈道景観保全地区 (大峯奥駈道の周囲)

熊野参詣道大雲取越の写真

熊野参詣道大雲取越と周辺景観

★新宮市の世界遺産と緩衝地帯の場所はこちら★

※範囲の詳細は、文化振興課文化財係へ直接お問い合わせください。

2.景観保全地区の規制とは?

 以下のことを行おうとする場合は、市長の許可を受けなければできません。
①建築物や工作物の新築・増築・改築、または外観の色彩の変更
②看板などの広告物の設置、または形や色彩の変更
③土地の形状の変更
④土石の採取または鉱物の採掘
⑤水面の埋立て
⑥木竹の伐採
~それぞれ「許可される基準」がありますのでお問い合わせください~

3.許可申請書について

申請書の様式は、下記からダウンロードできます。
必要事項を記入の上、1部ご提出ください。
●申請書のほか、必要な添付書類
・事業計画書
・付近見取り図と写真(位置図と現況写真)
・工事仕様書
・立面図、平面図、断面図など

掲載内容に関するお問合せ

●文化振興課文化財係(直通)
 ℡0735-23-3368

 ※文化振興課文化財係は丹鶴ホール2階に事務室があります。
  住所:新宮市下本町2-2-1
  休館日は下記の通りです。
   月曜日(祝日の場合は翌平日)
   年末年始(12月29日~1月3日)

PDFファイルはこちら
申請書の様式(PDF)
ファイルサイズ:36KB
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ダウンロードファイルはこちら
申請書の様式
ファイルサイズ:130KB
掲載内容に関するお問い合わせはこちら
文化振興課
説明:文化振興、文化財、世界文化遺産、熊野学、文化複合施設など
住所:647-0011 和歌山県新宮市下本町二丁目2番1号
TEL:0735-29-7223