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2026年2月27日 更新
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印刷用ページを開くウェブサイト上で信頼できる電気工事業者かのように表示した上、不要な電気工事を実施して料金を請求する電気工事業者に関する注意喚起
電気のトラブルが生じた消費者が、インターネット検索で見つけた電気工事業者に復旧を依頼したところ、同事業者に不要な電気工事を実施され、数十万円の料金を請求されたといった相談が、各地の消費生活センターに数多く寄せられています。
消費者庁が調査を行ったところ、事業者が”消費者の利益を不当に害する等のおそれがある行為”を行っていたことが確認されたため、消費者安全法(平成21年法律第50号)第38条第1項の規定に基づき情報を公表、消費者の皆様に注意を呼び掛けます。
①事業者の概要
| 名称 | 新日本電工 |
| 所在地 | 神奈川県平塚市平塚3-9-23-208 |
| 代表者 | 山縣 修之 |
| ウェブサイトの名称 | 生活電気相談センター |
| URL | https://denki-rescue.com/lp/ https://denki-rescue.com/lp-breaker/ |
※ウェブサイトおよび契約書に記載されていた内容です。
現在、契約書の名義は「株式会社ホワイトベース」となっているとの情報もあります。
※同名の別会社または類似した事業者・ウェブサイト名と間違えないようご注意ください。
※その他「あんしん電気サポート24h」という名称のウェブサイト(URLは下記)で電気工事を依頼した場合に、本件事業者が作業を行うことが確認できています。
URL:https://denkinosyuuriya.com/lp/kanto/
②具体的な内容
(1)自宅の停電に遭い、インターネット検索で電気工事業者を探す。
「電気修理」や「東京電力」等のワードで検索し、上位に表示された本事業者を発見する。
「電気のトラブルすべてお任せを!」「東京電力からの依頼実績も多数!」「電気工事士の資格者が対応」といった表示を見て、信頼できる業者だという印象を持つ。
(2)「お電話で無料相談」という表示から事業者に連絡、電気工事を依頼する。
受付担当者から故障個所や状態、相談者の住所、氏名、連絡先などを聞き取られるが、作業料金に関する説明はない。
(3)作業員が相談者宅を訪問。そのうち複数名は会社名や電気工事士の資格証を提示しなかった。
分電盤の点検を行った後、作業員は次のように伝え、交換等の工事は必要で作業料金も高額になると説明。
・ブレーカーが焼けてダメになっており、全部交換が必要。修理には数十万円かかる。
・分電盤の漏電が酷く、ブレーカーの交換が必要。家全体のケーブルが老朽化して漏電し、数十万円かかる。
高額だと思いながらも、信頼できる業者と認識していたことから作業を了承。
すべて口頭での説明であり、事前に見積書等が交付されることはなかった。
また、作業員が使用した器具では判明しない点検結果を伝えられたり、作業員のうち複数名が第一種または第二種電気工事士免状を取得しておらず、電気工事業登録がなかったことも、消費者庁の調査により確認している。
(4)作業終了後、停電が復旧していないが事前に説明した料金を、現金で支払うよう請求される。
停電が復旧していないことを不審に思っていると、「これから東京電力が来て外の工事をする」と言われる。
(5)後に東京電力の作業員が到着、作業車で引込線の工事を行うと、停電が復旧した。
消費者庁が確認したところ、この工事に係る引込線部分は東京電力が所有・管理するものであり、復旧に係る消費者の費用負担は発生しないものだった。
また、停電の原因も引込線またはヒューズの異常であり、分電盤の交換等は不要だった。
③消費者庁が確認した事実
本件事業者は、ウェブサイトにおいて「東京電力からの依頼実績も多数!」「電気工事士の資格者が対応」などと表示していたが、実際には東京電力グループとの取引実態はなく、電気工事士の資格を有さない者が作業に従事していた場合があり、広告・表示の内容とは異なるものだった。
電気工事契約締結に際し、実際には停電の原因が、東京電力が所有・管理する引込線部分に起因するものであるにも関わらず、相談者宅の工事が必要であるかのように不実のことを告げていた(不実告知)。
皆様へのアドバイス
【トラブルが発生してもまずは冷静に】
電気トラブルをはじめ、いわゆる暮らしのレスキューサービスに関して、不安をあおり、不要な工事を行って高額な請求をする悪質な事業者もいます。
トラブルが発生しても、まずは慌てず冷静になりましょう。
【ネットの検索結果が「上位」だからといって信用できるとは限らない】
検索結果が上位であると、信頼性の高いサイトなどのイメージがありますが「広告(スポンサー)」として上位に表示されることもあるので、必ずしも信用できるわけではありません。
サイトの内容や会社概要などの情報を確認して、信頼できる業者を選択しましょう。
【具体的な内容に基づく見積書を確認】
内容や料金について十分な説明がされないまま作業され、高額請求をされることがないように、具体的な作業内容の説明を求めて必ず見積りを依頼しましょう。
作業内容や見積金額に納得できない場合は、きっぱりと契約を断りましょう。
【クーリング・オフができる可能性】
ウェブサイト上の安価な修理代金を見て訪問修理を依頼したにも関わらず、実際には高額な修理工事の勧誘を受けて契約した場合など、「消費者がもともと高額な修理代金を伴う契約を締結する意思を有していなかった」といえる場合には、クーリング・オフが認められます。
困ったときは、最寄りの消費生活センター等に相談しましょう。
万が一トラブルに巻き込まれたら…
①消費者ホットライン
188(イヤヤ)番
自動アナウンスの後、お住いの地区の郵便番号を入力してください。
※日によっては、他の消費者センターにつながる場合があります。
②新宮・東牟婁地域消費生活相談窓口
0735-29-7176(直通)
月曜~金曜 午前8時30分~正午
午後1時~午後4時
(土日・祝日は①へおかけください)
③警察相談専用電話
#9110番
掲載内容に関するお問い合わせはこちら
商工観光課
